名馬紹介
■フォゲッタブル
すでに福数の重賞タイトルを手にして、バリバリのオープン馬として活躍するフォゲッタブル。
その裏に果たして、競走馬としてやっていけるのかといった岐路があったことは、あまり知られていません。
昨年の春、3歳馬フォゲッタブルを担当する市川厩務員は悩んでいました。
極めつけの良血で期待馬ですが、いかんせん腰が甘い。
このままでは競走馬として、上を目指すことは難しいと感じ、管理する池江調教師に相談をしました。
師はこう言ったと言います。
「かまわん。やってみろ。手加減せずにいじめて、それでもダメならば仕方がない。」
指示通りに調教を続けた市川厩務員。
はじめはしんどそうにしていた馬が、そのうち調教についていけるようになりました。
腰に力がついて、体全体がシャキっとしました。
みるみるうちに走りもパワーアップして、セントライト記念3着、そして菊花賞2着。
その次走ステイヤーズSでは重賞初制覇に至りました。
これはディープインパクトを担当した腕利きである市川厩務員でさえも驚いたそうです。
■シンゲン
戦国時代の名将・武田信玄から名をもらい、それに恥じぬ活躍をしているシンゲン。
しかし重賞ウイナーになるまでの道のりは、平坦ではありませんでした。
2歳の暮れにデビューしましたが、3歳夏、4歳春とレース中に骨折。
競走馬として一番良い時期を棒に振ってしまいました。
その上、シンゲンはテンションがあがりやすいところがあり、レース中でも折り合いに気をつかうタイプ。
誰でも簡単に乗りこなせる馬ではありません。
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